2012年4月16日月曜日

Leyton Organic CAFE | Leyton



「健康のために、トーストに塗るのはバターではなく、コレステロールゼロのマーガリンを愛用する」
こんなことを信じてせっせとマーガリンを消費しているのは、今では日本人くらいかもしれません。

マーガリンは植物性なので体に良いと思っていませんか?

大豆やコーンなどを原料にしているとはいえ、マーガリンやショートニングは、本来は液体である植物性油脂を「水素添加」という技術で、劣化しにくく常温でも固体を保つように、化学処理的に変えたものです。これがトランス型脂肪酸と呼ばれるものです。
さらにマーガリンは20種類以上の食品添加物(酸化防止剤、合成着色料、着香料など)を使ってバターのようにみせかけているものです。つまり、動� ��性脂肪の性質を持った添加物だらけの食品です。マーガリンを無味無臭にしたのがショートニングです。

米国では トランス型脂肪酸の摂取が心臓病のリスクを高めるということで、2006年1月1日以降、食品の栄養成分表示にトランス脂肪の含有量も明記することが義務付けられました (米国食品医薬品安全局(FDA)の2003年7月11日付け規則)。


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米国食品医薬品安全局(FDA)がトランス型脂肪酸の食品ラベル表示に踏み切ったのは、トランス型脂肪酸が、悪玉コレステロールのLDLコレステロール値を上昇させる飽和脂肪酸というばかりで無く、より影響の大きいであろう、善玉コレステロールのHDLコレステロール値を低下させることを認めたからです。
HDLコレステロールの総コレステロールにおける割合の低下は、LDLコレステロール値の多少より、はるかに冠状動脈に悪影響を与える指標マーカーです。トランス型脂肪酸は脳の血管にも悪影響を与え、アルツハイマーやパーキンソン病の原因となるという研究もあります。
また血中の中性脂肪の大部分を占めるトリグ� ��セロールが増加することでインシュリン抵抗性が増し、高血圧、糖尿病、心臓病の原因ともなるといわれます。

米国ではマクドナルド社が今後トランス型脂肪酸フリーにすることを明言しています(対応が遅れ訴訟も起こされた)。日本では消費者にまったく問題意識がないので、もちろん安価なトランス型脂肪酸たっぷりの油を使用したショートニングが使用されています。

カラリとしたフライには要注意です。植物性のショートニング、マーガリン、飴、クッキー、スナック菓子、フレンチフライなど揚げ物、サラダ・ドレッシング、アイスクリーム、チョコレート、パンなどにもトランス脂肪が使用されています。
外食産業で広くトランス型脂肪酸が使用される理由は、安価で食感が良く日持ちするためです。


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トランス型脂肪酸は天然の植物油には存在しない人工的なものであり、その危険性は欧米では公に議論され含有量の表示義務や許容量を超える場合製造禁止などの規制が実施されています。

◆「危険な油が病気を起こしてる」中央アート出版社 より抜粋---------
「ケーリー博士のガン療法」「自然食事典」の著者でアメリカの自然派運動で有名なフレッド・ローは、つぎのような記述を残している。
1965年から73年まで数軒の自然食品店を経営していた私は、ある日サン・フランシスコの常連客と話をした。

彼は食品工業の技術者で、水素添加した脂肪分子を顕微鏡で覗くと、プラスチックそっくりであること、脂肪� �門の化学者たちは水素添加を「オイルをプラスチック化する」と言うことを説明してくれた。

その言葉に、私はちょっとした実験をやってみた。マーガリンの小さな塊を小さな皿にのせ、その皿を店の裏部屋の窓ぎわに置いたのだ。これがバターであれば蝿や蟻やカビがむらがるに違いない。
しかし、この塊は2 年たってもそのままで、ほこりにまみれ汚くなっただけだった。私は実験をここで止めた。すでに私はマーガリンが「プラスチック食品」
なのだという結論に達していたからだ。
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ブルーチーズにどのように多くのカロリー

ファーストフードだけを1ヶ月間食べ続けると何が起こるか、監督自身が実験したドキュメンタリー映画「スーパーサイズミー」の米国版のDVD に特典映像として、2ヶ月常温放置しても、腐ることのないフライドポテトの映像が収録されているそうです。

日本国内の公的な文書においても、実は危険性について指摘されています。

◆東京都食品安全情報リポートより(2003年11月6日)
脂肪酸の摂取量が多くなり ますとLDLとHDLの比が動脈硬化をより促進するような比率に変わるということが 言われております。その作用が飽和脂肪酸よりもかなり強いということで、FDAで は、トランス脂肪酸の摂取をできるだけ少なくするようにという警告を発しております。

課題
○ 都民の食生活の欧風化により脂肪摂取量が増えているため、トランス脂肪酸摂取量の増加が予想される。
○ 加工食品中のトランス脂肪酸の含有量については、一部スナック菓子、フライ製品等の報告はあるが、加工食品全般についてのデーターは少ない。
○ 都民の健康増進の面から、トランス脂肪酸に関し、広く調査の必要性があると考えられる。


◆厚生省「第6次改訂 日本人の栄養所要量」
「トランス脂肪酸」は、脂肪の水素添加時に生成し、また反芻胃の微生物により合成され吸収されることから、反芻動物の肉や乳脂肪中にも存在する。トランス酸の摂取量が増えると、血漿コレステロール濃度の上昇、HDL−コレステロール濃度の低下など、動脈硬化症の危険性が増加すると報告されている。

これらの情報が公にマスコミなどで議論されることはほとんどありませんが、自然食品業界ではすでに常識となっており、トランス脂肪酸フリーのマーガリンなども出回っています。

私たち消費者が、限られた食品成分表示から、トランス型脂肪酸の摂取を減らすために、少なくとも以下のことを心がけたいものです。

★食品成分表示の中に「マーガリン」「ショートニング」「植物性油脂」とあるものは避ける。(多くの菓子類に含まれている!)
★ファーストフードやファミリーレストラン、惣菜店など外食チェーンでの、フライや揚げ物を避ける。

また、家庭での調理に使用する際におすすめの油は、不飽和脂肪酸で酸化しにくいオリーブ油や菜種油で、圧搾一番搾り製法のものが安全です。

Leyton Organic Cafeでは、信頼できるメーカーのオリーブ油、菜種油を使用します!

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